体内でアルコールを醸造する?!
とツイッターやニュースーで話題になってますね
アメリカの46歳の男性がお酒を飲んでいないのに飲酒運転で逮捕されたり、酔って転倒して怪我を追ったりという、状況が7年以上も続いたので検査してもらうと
「自動醸造所症候群(ABS)」
という病気だったことが判明しました!
この男性が通常の状態に戻るためには、2年間にも渡る治療を要したとのこと
ではどのような病気なのか?
体内で発行が起こりビールを醸造してしまうという症状です。とても珍しい症状らしいのですが、過去にも同様のケースが報告されているらしく
抗生物質を摂取し腸の中を一掃された状態で出目酵母(イースト)に感染するとイースト菌が増加し、酵母が糖をアルコールに変換することが原因と考えられています
今回の男性の場合は、
2011年に怪我をして三週間にわたって抗生物質を摂取したあとに症状がでるようになったとのこと
炭水化物を含む食事をしたあとの便にビール酵母が含まれていることを発見し、薬を投与したが十分ではなく再発
食後に血中アルコール濃度が0.4%まで上昇するようになった為、別の医者にも相談しにいった
そこでより強力な抗真菌薬を投与。しかしピザとソーダによりまた再発したそうです。
より強力な静脈注射をすることで、ついに菌を駆逐することに成功した。それ以来通常の食事をしても、血中アルコールが検出されず再発も今の所無いそうです
この男性は2014年に飲酒運転してないのに血中アルコールが基準を上回る値が出たため飲酒運転で逮捕されてしまう「飲酒していない」という男性の言葉を警察も看護師も信じなかった
2017年に転倒し怪我を追ったことから自分の体調に不審に思い、色んな病院に行き、精神科・内科・神経科・胃腸科を回ったのですが原因は不明でした
しかし、男性のおじとおばからも同様の症状をしていると耳にし住んでいる州の研究者に連絡とって検査の結果やっと
「自動醸造所症候群」と診断されたそうです
実はこの病気、日本で発見されたって知ってましたか?
しかも、1972年という年に
なぜ今まで耳にすることがなかったのか不思議なくらいです
締め
キッカケは些細な事なので、気をつけるにも対策が難しいですね!もし体に異変を感じたら、すぐ病院で検査をしてもらうのが一番です
珍しい病気ですが、絶対にかからないってことは無いので知ってもらえれば幸いです