ダイナミックプライシングって聞いたことはありませんか?
朝テレビを見ていてニュースを見る
その中で、今話題のことを取り上げられますが
「ダイナミックプライシング」
って言葉が耳に目に止まりました
聞いたことがない言葉はよく耳に入りますよね。気になっちゃって!
「同一の商品やサービスの価格を需要と供給の状況に合わせて変動させる価格戦略の事」
「変動料金制」「動的価格設定」とも言います
つまりどうゆうこと?って思われますよね
色んな所にその仕組みが使われているので見ていきましょう!
ダイナミックプライシングとは?
旅行に行こうとします。
日本は四季の国ですから、どの季節も美しいですが
季節のシーズンで人気の宿泊施設って泊まる時、
値段が高いな~って思いませんか?
その他の旅館やホテルでも似たように高くなってるときがあります
また飛行機を取るときでも
連休のときや季節のシーズンの時って
全日空や日本航空・格安航空のジェットスター・Peachでも
飛行チケットが高くなる傾向にあります
それはダイナミックプライシングになってるからです
旅行で言えば、季節のシーズンの時は旅行者・観光客が多くきます
その時に平常時・シーズンオフの時より価格を上げて収益を増やすということです
飛行機・高速バスも同じ仕組みです
あまり旅行とかしないから関係ないって思われてませんか?
実はスーパーマーケットでもこのダイナミックプライシングが使われています
買い物に行って、夕方になってきて
売れ残りの品とかが割引価格になってたりしてたのを見たことありませんか?
鮮魚・お肉・野菜など
鮮度が長く持たない商品は売れ残れば捨てる事になります
「処分するよりかは価格を安くしてでも、消費者に買ってもらったほうがいい」
「少しでも安く買い物をしたいから、割引価格のものは嬉しい」
と、ここで需要と供給が成立することになります
また季節で多く取れるものは価格が安価になっていることが多いです
夏はきゅうり・ゴーヤが安いなど
天候や収穫状況に合わせてですが安くなることが多いのも
ダイナミックプライシングなんですね!
スポーツ観戦にも導入されているんです
人気のプロ野球選手やプロサッカー選手など
プロスポーツをされている方々の試合のチケットなどにも使われていて
スポーツ観戦のチケットは天候や人気、チーム成績などから変動をします
オリンピックは変動はしなくても、席で値段が分かれています
開会式や閉会式
また、金メダルが期待できそうな競技、人気のスポーツなど
人が多く来そうなスポーツの決勝には高額の値段が付いています
逆に人気種目でも予選、マイナーな競技は格安で販売されていることが多くあります
2020年に東京オリンピックが開催されます
せっかく母国・日本でオリンピックがあるのだから
観戦行ってみたいけど、高くていけない
という方は違う競技だったり、時間・本線ではなく予選などするだけで
料金が抑えられるかもしれませんよ?
競技により2000円~10数万円と値段の幅があります
* 東京オリンピックの開会式と閉会式の式典の値段
観覧する場所によって値段も変わりますが、こんなにも値段がちがうんですね!
A | B | C | D | E | |
開会式 | 300000 | 242000 | 107000 | 45000 | 12000 |
閉会式 | 220000 | 177000 | 82000 | 35000 | 12000 |
2019年には日本でラグビーワールドカップも開催されました
日本チームの活躍もすごく多くの人がラグビーに魅了されていました
そんな多くの人が観戦・応援した今大会ですが、
人気が爆発的だったので、チケット価格も高額になっていたと思います
https://hirodogjapan57.com/zatudann/stockpiling/
価格は誰が決めているのか?
ではこのダイナミックプライシングを決めているのは誰か?
実はAI(人工知能)です
膨大なデータから瞬時に分析をする
AIがデータを分析し、需要予想をして、価格を提案しています
今、多くの企業がこのダイナミックプライシングを導入し始めています
海外の大手企業 AmazonやUberなどは、自社でダイナミックプライシングの開発をし導入しています
ダイナミックプライシングの普及により、システムを開発し提供する企業も出来ている
国内でもダイナミックプライシングの普及が進んできている
大手ショッピングチェーンもこのダイナミックプライシングを導入して
キャッシュレスの普及もともない、セルフレジなど人材コストが掛かる業務の削減につながっています
また価格の変動もダイナミックプライシングでの一括変動により簡単になっています
キャッシュレスとダイナミックプライシングをうまく使うことにより利益を拡大につながっている
人気テーマパークUSJもこのダイナミックプライシングを導入しています
今までは一律でしたが入園者が少ない時は価格を落とし
入園者が増えてくる時期(年末やイベント時)になると価格を上げています
なのでUSJに行かれる際は、価格が安い時期に行くのがお得です!
価格が気になる方もいらっしゃるのではリンクを張っておきます
しかし、いいことばかりではない
歌手の浜崎あゆみは日本人アーティスト初でこの制度を導入するそうです
「 ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2019-2020 ~Promised Land~ 」
2019年12月31日に行われるライブ
このダイナミックプライシングが決まり
価格はアリーナ前方は3万、アリーナ中列・スタンド一部が2万、アリーナ後列、スタンドほとんどが1万1千円となっていて
強気の価格設定に非難が殺到している
全てのダイナミックプライシングが「AI」を導入しているわけではなく
浜崎あゆみさんみたいにダイナミックプライシングを導入し価格の割り振りのようなこともできる
しかし、それが消費者の買い控えに繋がる場合もある
またホテルなどでダイナミックプライシングを導入し、シーズンは高くなるが
シーズンに泊まった消費者が価格にあったホテルとして満足してもらえず、反感を買うなど起きれば
ダイナミックプライシング導入は失敗に終わります
企業としては、利益を増やしたいという気持ちもわかりますが
消費者の購買意欲をなくさないように注意すべきところですね
導入する際は、商品価値・消費者の購買意欲を考えながら導入を検討したがいいです
終わりに
ここまで見てダイナミックプライシングの事が少し分かってきましたね
導入を検討している企業は、消費者の需要ニーズを充分考える事が大事ですね!
またこの価格でも充分満足したと思える商品作り・サービスを
どう消費者に思わせれるかが利益拡大へのターニングポイントではないでしょうか?
ダイナミックプライシングは消費者にもメリットがある
高くて手に入れれなかったブランドや行きたかったホテルなど
商品・サービスが安価で買えたり出来るからである
タイミングをしっかり見て予定を立てれば、格安で旅行も叶います
またキャッシュレス払などにするとポイント還元など
消費者に嬉しいことも増えるのでこれを気にキャッシュレスにするのもいいかもしれません
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